カンボジアについて

カンボジアの国旗と地図:
外務省ホームページより
カンボジアの公式国名は、カンボジア王国といい、面積は18万平方キロメートル(北海道の約2倍)、首都はプノンペン。人口は約1千143万人(1998年の国勢調査)人口増加率は、年率約2,4%。言語はクメール語(モンクメール語族に属する)。民族はクメール族(90%以上)その他 チャム族(約20万人)ベトナム人(約10万人)華人(約5万人)クイ族、タンブーン族、スティエン族、プノン族、ポー族、ジャライ族など20余りの民族で構成されています。
宗教は、仏教徒(上座部小乗仏教)が80%、続いてイスラム教徒、カトリック教徒です。
通貨は、リエル(Riel)(1ドル=3900リエル)。政体は、立憲君主制で、元首はノロドム・シアヌーク国王。
1953年11月9日にフランスより独立。丁度この年に私も生まれていますが、誘ってくれた佐野俊也師も同じ年に生まれています。「覚えやすいね」と言って、ふと感じたのは、同じ時期に東京で(彼は早稲田大学ですが)それぞれ勉強していたんですよね。
時差は、日本より2時間遅れ。在留邦人数は、約300人。
このカンボジアに学校建設が何故必要なのか。
ポルポト政権時代には、沢山の有識者が虐殺されたのと、100万人を越す人々が国外に流出しました。その為、人材の育成と基礎教育整備の早期実現が最重要課題となっています。
教育青年スポーツ省によると、1998年度の終了時点で、午前と午後の2部制を目指した場合、全国の小学校で1万2千278教室が不足しています。仮に1棟5教室として単純計算しますと、約2千455棟が不足していることになります。2部制の場合、1日に受けられる授業時間は4時間以下で、年間では636時間。これは世界的な最低水準である年間900時間よりも大幅に少ないことになります。
カンボジアにおける社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)の学校建設事業は、1991年に外務省の要請を受け、事務所を設立すると同時に開始されています。当初は業者に委託した建設を行っていましたが、子ども達が教育を受ける重要性について住民自ら取り組む必要があると考え、一方的なものではなく、住民と共に教育問題に取り組むことを目的とし、事業後の就学率向上、学校維持管理状態の向上を目指した「住民参加型」事業としての学校建設に取り組んでいます。
外務省HP内・カンボジア
カンボジア政府観光局