伝道掲示板
いくつ年を重ねても
純粋な心を忘れず
小さくても
美しい花を咲かせましょう
三ちゃんのサンデーサンライズ
1月29日 フェイスブックより
山形県最上郡上町富澤1826-1
松林寺住職
シャンティ国際ボランティア会 副会長
三部 義道
なあむ やどかり和尚の考えたこと
荒野にエピタフ
冷えましたね。
先週は各地で今期一番の冷え込みだったことでしょう。
25日の朝は本堂内でマイナス8度を観測、さすがに「しばれる」という表現がぴったりの寒さを感じました。
26日朝は大雪で、50pほど。強風で吹き溜まりのところは腰ぐらいまでありましたね。
「不要不急の外出を控えましょう」と呼びかけられても、宅配業者などどうしても動かなければならない人たちもいて、配達員はとても大変そうでした。
せめて邪魔をしないようにしようと外出自粛しているところです。
今年の地酒が完成し、予約をいただいたところへの発送と販売が始まっています。
酒の入荷と販売日が同日になってしまったため、町内3店の酒店ではてんてこまいという様相でした。
21日の新酒を楽しむ会の様子が2社のテレビ報道に流れ、地元の新聞に取り上げられたこともあり、売り上げは順調に伸びていくと思われます。
去年はほとんどできなかった旅館や飲食店でも扱ってもらい、新たな地産品になることを願っています。
去年は5日間で完売したので、今年は何とか秋ごろまで在庫をもたせたいと考えていますが、果たしてどうでしょうか。
自分の寿命を60歳と想定して、本当にそれを信じていた時期があります。
何の根拠もなかったのですが、20代に強がりで「そこまで生きれば」と思い込み、それに自分自身がとらわれていたという感じです。
その日、60歳の誕生日、が次第に近づくと、何の根拠もないのにだんだん焦りを感じ、そうであってもいいように今を生きようと、想定した意味を有意義に受け止めていました。
しかし、何ということもなくその日を迎え、何ということもなく過ぎていきました。
周りに言いふらしていたことがバカみたいで恥ずかしい思いをしました。
次の想定をいつにしようか、どうしようかと考えたりしましたが、バカバカしいのでやめました。
その日がいつ来てもいいように今日を生きる、それしかないのですから、想定すること自体意味のないことに気づきました。
坐禅のとき、決めた時間になったらやめようと思って坐っていると、ついつい何度も時計に目が行ったりします。
落ち着いて坐禅に身を任せきれず、時間の量り売りのような坐禅になってしまいます。
そこで、目覚まし時計にアラームをセットして坐ると、終了の時間を教えてくれるので、それまでは時間に心とらわれず坐ることができます。
それと同じことで、その日は必ずやって来るので、いつ来るかなど気にせずに、アラームが鳴ったら逝けばいいのです。それまでは、時間にとらわれず心置きなく生きればいいということです。
生きることを時間の量り売りのようにしない。時間で生きることを意味づけない。
何歳であろうが、その時まで生きるだけのことです。
時間の長短は意味をなしません。
目標の途中だった、最後までやり遂げたかった、子供の顔を見せたかった、せめて結婚させたかった。
などなど、逝く者の想いや、その無念さを慮る周囲の思いがあります。
しかし、いわば、人生はすべからく途中であり、すべからく完結です。
何歳までとか、これだけやればという、区切りはありません。
途中であることが完結の姿です。歩き続ける姿のままで逝くのです。一歩一歩がゴールなのです。
何も怖いことはありません。
もし怖いとすれば、歩き続けているという実感がないからかもしれません。
あるいは後ろを振り返っているからかもしれません。
前を向いて歩き続けていきましょう。
私たちの前にレールはないのです。
一歩一歩が荒野に印した歩みの結果、エピタフ、墓碑銘です。
私の後ろに私は居ず、私の前に私は居ません。
私は、今、ここにしかいないのです。
私が私にならず誰に私を預けるのですか、私以外私を生きる人はいません。
誰かと比べることは意味がありません。自分を認めていく以外ないのです。
誰かと比べる必要はありませんが、誰かと力を合わせることはできます。
それが喜びとなります。
誰かと共に生きることができた実感が人間の生きる喜びです。
人間にそれ以外の喜びはありません。あったとしてもそれは取るに足らない喜びというべきでしょう。
悟りの喜びがあるとすれば、宇宙いっぱいの存在と共に生きていることを実感できた喜びなのでしょう。
ジグソーパズルの完成形が見えた瞬間。自分は宇宙の一部であり宇宙の全体だと感じられた時。
それがお釈迦様のお悟りと受け止めています。
トピックス
寒修行たくはつ 1月6日から12日
毎夕5時から7時頃まで修行。
修行者
片野 晴友 片野 智博 片野 道雄
片野 明美
浄財 金569,434円也
有り難うございました。
全額「続・夢積み立て」に積み立てます。

初薬師(大般若会)
8日午前10時より、梅花講の方々と共に14名の方々の家門繁栄・心願成就等を祈願。法要の後、住職の法話。
お斎(昼食)は、智博の精進料理は中止。

東正寺役員会
12日午前10時より本尊上供の後、客殿2階に於いて役員会を開催。
・護持会会計報告の承認、予算の承認
阪神・淡路大震災被災者追悼
17日午前5時46分。鵜殿の地より心を込めて「梵鐘1声」を撞き手を合わせご冥福をお祈りした。
第二宗務所新年会・宗議会議員就任祝賀会
22日午後6時より新年会・祝賀会が「みどりや」(熊野市井戸町)に於いて開催された。
宗議会議員
龍谷顕孝老師(内局・教学部長就任)
佛光寺住職(紀北町・5期目)
武内宏道老師
廣禅寺住職(伊賀市・1期目)
訃報
雲祥寺(紀北町海山区)寺族 横江美代子さん(83歳)が1月11日永眠され、本葬儀が29日に厳修された。
住職の横江浩純師は、東正寺・龍光寺の責任役員を務めている。美代子さんは、その浩純師と次男の欽司師(尾鷲市・永昌寺住職)の母親です。
雲祥寺は「相賀幼児園」も経営しているので、職員として又寺族として寺門の繁栄に貢献された。
ご冥福をお祈りします。
(拙僧が導師・智博が侍者を務めた)
感謝録&醫王縁助金
寄附単(感謝緑)
大義春光居士十七回忌供養
一、金参萬圓也 施主 辻 宗孝様
清室惠香大姉三十三回忌供養
一、金参萬圓也 施主 山里 良子様
先祖代々供養
一、金伍萬圓也 施主 匿 名様
ご寄附を頂き有り難うございます。
醫王縁助金
一金伍阡圓也 川東 俊之様 紀宝町
一金壱萬圓也 向井自整 様 紀宝町
一金伍阡圓也 岡崎ふみゑ様 紀宝町
一金壱萬圓也 田岡 卓様 熊野市
一B5用紙一箱 井上 忠子様 新宮市
ご縁を助けて頂き有り難うございます。
寄付金使用報告
新・夢積み立て会計へ(前号記載)(本堂トユ取替と本堂外壁塗装工事費)
金三十八万円 施主 敬称略
匿名 ・ 成地正 ・ 浦川清司 ・ 上平浩 ・ 野ア倬央 ・ 大野菁治郎 ・ 匿名 ・ 山本貴史 ・ 岡崎ふみゑ ・ 匿名 ・ 高橋朝子 ・ 平野格子 ・ 匿名 ・ 倉内昇 ・ 海野統児 ・ 出野卓士 ・ 堀隆治
この度、ご浄財をこのように活用させて頂きました。厚く御礼申し上げます。
国際ボランティアの寺
東正寺は、社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)に登録した「国際ボランティアの寺」として活動しています。
ご協力の程 宜しくお願いします。
ボランティア活動報告
- 使用済み切手
- 23日、1年間で集まった使用済み切手 1.4sを「社団法人日本キリスト教海外医療協力会」(大阪市北区・大阪聖パウロ協会三階)に送付しました。
ご協力ありがとうございました。
同会は、カンボジア、バングラデシュ、ネパール、インドネシア、ケニア、ウガンダ、タンザニアにワーカー派遣、奨学金事業、協働プロジェクト等の保健医療支援を行っています。
使用済み切手は、収集家の協力により換金されます。

- 書き損じ葉書
- 19日、1年間で集まった書き損じ葉書446枚を手数料を引いて切手24,811円分に換え、この切手を「醫王」の会計で買い取り、その分を「ほほえみ募金」に入金しました。 ご協力ありがとうございました。
ほほえみ募金
募金箱は本堂に置いています。
令和5年1月28日現在 金95,098円
ほほえみ募金 → SVA → カンボジア・タイ・ラオス等の教育関係へ
◎SVAに寄託した募金額 金730,000円
アジアの図書館サポーター
アジアの図書館サポーターとして年間24,000円をSVAを通して支援しています。 この支援により、アジアでの図書館運営、移動図書館、図書館員の育成を支えています。(平成17年6月〜継続)
絵本を届ける運動(カンボジア・ラオス)
1冊の絵本に、翻訳シールを貼りつける作業。
1組2,500円。過去265組送付。
絵本を届ける運動 (シャンティ国際ボランティア会)
回収
☆牛乳パック(切り開き、乾かして)
☆書き損じはがき・各種プリペイドカード
☆使用済み切手(切手のまわり1cm程度余白を残して封筒ごと切り取って下さい)
報告
11月29日から12月28日までに協力を頂いている方々です。
■使用済み切手
加藤ェ治様 ・ 藤本節子様 ・ 吉川直利様 ・ 中川育子様 ・ 閑陀豊様 ・ 匿名様 ・ 植あつ子様 ・ 匿名様 ・ 浦中佳男様 ・ 新谷進様
ご協力ありがとうございます。
行事報告
せいゆうの行事報告
- 1月3日
- 檀信徒総供養 お供え頂いた檀信徒各家先祖代々読み上げ(215軒)
- 3日
- 京都市山科区 日帰り
- 4日・5日
- 檀信徒各家年賀
- 6日〜12日
- 寒修行たくはつ
- 8日
- 初薬師
- 10日
- 東正寺護持会会計監査
- 11日
- 龍光寺会計監査
- 12日
- 東正寺役員会
- 14日
- 雲祥寺寺族 お悔やみ
- 18日
- 熊野地区保護司会 第3期地域別定例研修会
内容「依存症対象者の処遇について」講師 津保護観察所保護観察官 - 22日
- 第二宗務所新年会・宗議会議員就任祝賀会「みどりや」(熊野市井戸町)
- 26日
- 龍光寺役員会
- 27日
- 保護司活動 更生保護サポートセンター パーク七里御浜ピネ3階会議室
副住職
- 16日〜20日(4泊5日)
- 梅花流研修員講習 曹洞宗宗務庁(東京都港区)
- 27日
- 熊野病院ディ・ケア クラシックギター講師(奉仕)
副住職&道雄
- 8日
- 初薬師
- 6日〜12日
- 寒修行たくはつ
- 10日
- 東正寺護持会会計監査
- 11日
- 龍光寺会計監査
- 12日
- 東正寺役員会
- 21日
- 龍光寺役員会
- 22日
- 第二宗務所新年会・宗議会議員就任祝賀会「みどりや」(熊野市井戸町)
- 24日
- 宗務所青年会新年会
道雄
- 11日
- 宗務所役職員会議 見松寺
- 15日〜17日(2泊3日)
- 上山者事前研修会臨時講師 大本山永平寺
- 27日〜29日(2泊3日)
- 駒澤大学柔道部の後輩(千葉県警)結婚披露宴(幕張市)
- 随時
- 龍光寺境内掃除
妻
- 随時
- 境内掃除&トイレ掃除等
- 随時
- 龍光寺本堂&トイレ掃除等
せいゆうのひとりごと
- PART ONE
- 新宮市民音楽祭の延期の日程が、『4月15日午後1時開演』になりました。友引土曜日です。
SUNNINKAI(さんにんかい)
クラシックギター三重奏 (土井裕夫・下前啓子・片野智博)
今度こそ無事に演奏が聴けますように ・・・ナームー・・・。(SUNは太陽) - PART TWO
- 最上町では町内の酒蔵が20年以上前に日本酒づくりをやめてしまったことから、町内の30代から70代の有志およそ30人が「最上の地酒を創る会」を結成し、令和2年地酒の復活に取り組み、令和4年から「山と水と、」と言う名で製造されています。
「最上の地酒を創る会」の幹事長の三部義道さん(山形県・松林寺住職)とのご縁で昨年に続いて今年も先行予約が出来ました。
先行予約なので「生酒」と「生原酒」のセットです。
「生酒」とは、発酵を止めるための火入れをしないで、アルコール度数調整のための割水をして瓶に詰めたものです。
「生原酒」は、火入れも割水もしないで搾ったままの酒を瓶に詰めたもので、アルコール度数も高くなっています。
とても美味しいです。

- PART THREE
- 寒修行托鉢の浄財と喜捨金を「続・夢積み立て」として、積み立てていきます。
今回の夢は、「庫裡台所等々の改築工事」です。
引き続き、宜しくお願い致します。
お寺からのお願い
位牌堂の照明スイッチについて
これまでは、位牌堂右手にあるスイッチを利用して頂いてましたが、「感知式」にしましたので、そのまま位牌の前にお進みお参り下さい。約5分間点灯します。
位牌堂の奥が、開山堂です。
写真は、平成27(2015)年9月10日に落慶式を終えた開山堂です。
道元禅師様(右)永平寺開山
瑩山禅師様(左)總持寺開山

ゴミについて
平成15(2003)年4月より、試行錯誤しながら墓地のゴミ処理に取り組んでいます。
ゴミ(しきみ・色花・草等)を持ち帰ることのできる方は、ご協力をお願いします。
墓地掃除を請け負っている方は、請け負っている方の責任において持ち帰って処理して下さい。
ゴミを山に捨てないで下さい。
次の物は、必ず持ち帰り下さい。
- 墓地で使用した、タワシ・雑巾・手袋
- お供え物(果物・お菓子類・酒瓶・ビール缶・ジュース缶・セトモノ等)
- ポリバケツや個人名を書いているバケツ
尚、古い塔婆は、山門前バケツ置き場横の小屋(古い塔婆入れ)に置いて下さい。
神棚と仏壇
人が亡くなりお家に伺いますと、神棚が閉じられていますが、仏壇も閉じられている場合も見受けられます。
人が亡くなるとお家の神棚を白い半紙などで閉じます。そして49日の法要が済んでから取り除き神棚の祀りを再開します。これを「神棚封じ」と言い、神様の住む聖なる場所である神棚に死忌が及ばないように封印するものです。
その際、仏壇を閉めるのは間違いです。「神棚を閉じる」ことと「仏壇を閉じる」ことを混同している方がいるようです。忌中の間もお仏壇のご本尊さま、ご先祖さまには香華灯燭仏飯をお供えします。そしていつものように毎日礼拝を続け、亡き人を一刻も早くみ仏の浄土へとお導き頂けるように祈願いたします。
続・夢積み立て 庫裡台所等々の改築工事
一、金1,000圓也 写経奉納金
一、金10,000圓也 施主 浜田 新一様
一、金10,000圓也 施主 小田原徳子様
一、金30,000圓也 施主 大岡 敦子様
一、金569,434圓也 寒修行托鉢浄財
一、金10,000圓也 施主 片野 晴友(通算 金20,000円也)
令和4年12月28日から令和5年1月28日現在
目標金額 住職私案 2,000万円
積立金額 金640,987円
内訳
写経奉納金累計額 金1,000円
寒修行托鉢浄財金累計額 金569,434円
喜捨累計額 金70,553円
預金利息累計額 金0円
喜捨金(寄附金)につきましては、鐘楼堂(H七年)・山門(H十二年)・坐禅堂(H二十三年)・開山堂(H二十七年)の建立時、又本堂樋取替と本堂外壁塗装工事費(R四年)と同様に、気になる方は気がむきましたら、無理のない喜捨をして下さ い。たとえば
・「生きていてよかった」という何かいいことがあって。
・その時、運良くお金がいっぱいあって
・気持ちよく人に与えたい。
自然にこんな気持ちになった時で結構ですという考えで続けています。
今月の坐禅
安泰寺では、1年間1800時間の坐禅ができるという。
私はどれくらい坐れるだろうか。
1月の坐禅の時間・・・760分
トータル・・・760分(12時間40分)
参加してみませんか?
坐禅会
- 東正寺朝の坐禅会
- 場所 東正寺坐禅堂&本堂
日 毎月18日
時 午前5時〜午前6時
坐禅堂で30分の坐禅の後、本堂においてお経(般若心経・大悲心陀羅尼・舎利礼文)を読誦。
坐ってみたい方 遠慮なく来てください。 - 東正寺夜の坐禅会(不定期)
- 場所 東正寺坐禅堂&本堂
日 1月26日 19時〜20時 - 1月の坐禅会の参禅者
-
東正寺朝の部 18日 7名
東正寺夜の部 26日 5名
写経会
写経室(坐禅堂1階)において、
毎日 午前中(午前8時〜正午)に各自行う事が出来ます。
受付 午前8時〜午前11時まで庫裡玄関にて受け付けます。
写経用紙・筆ペンは、用意しています。奉納金は、一部1,000円です。
(奉納金は、本堂トユ取替と本堂外壁塗装工事費として積み立てます)
日曜学校
毎週日曜日
午前7時〜午前8時
内容 ラジオ体操・坐禅・お経・掃除・お茶
対象は小学生・中学生です。本人が希望すれば幼稚園児・高校生・18歳未満まで可。
上記の他にも、花まつり・遠足・田植え・収穫祭・忘年会等の催しがあります。
詳しくは日曜学校のページをご覧下さい。