東正寺寺報醫王

伝道掲示板

思いわずらうな
なるようにしか
ならんから
今を切に生きよ

お釈迦様(ブッタ)の言葉

善き人々に出逢う旅 207

北海道幌泉郡えりも町本町23
法光寺住職  佐野  俊也

〈新型コロナウイルス禍の中で〉

コロナ禍こそ伝統の教えを

八月はお盆の季節です。(地域によって七月盆の所も)長い間、日本人はこの期間を特別に思い、故郷を訪れて、先祖が眠るお墓や菩提寺におまいりする風習を大切にしてまいりました。「信仰心があるかどうか。何を信仰するかはおいても、誰しもが故郷に戻りその地の寺社に足を運べば、自然と落ち着き、幼い頃の感覚が戻って来る」そんな経験をお持ちの方は、現在でも多いのではないでしょうか。名刹でなくても、各地のお寺はそこに存在し続けることに意味があると、思っていました。

しかし、緊急事態宣言が全国に出されるような事態になって、帰郷すらも自粛が求められ、お盆の行事も変更や、縮小を余儀なくされています。地方によってその差は異なりましょうが、お寺側も、伝統にのっとった従来通りのお盆の迎え方を、考え直さなければならないことは確かです。

私の町の共同墓地では、十三日の午後から各宗派の僧侶が待機し、墓参に訪れた各家のお墓の読経をつとめます。町の基幹産業は漁業ですが、全ての操業(特に昆布漁の最盛期)が休業になり、手作りのごちそうを備え、一家がそろって手を合わせる風習は麗しいものでした。私は小学校低学年の頃から、師匠である父の後ろで一緒に短い経を読んでいました。最初は恥ずかしい部分もありましたが、毎年つとめていると寺の小僧としてそれが当たり前のようにもなりました。都会に出たお兄さんお姉さんが、少しあか抜けて帰郷され眩しく感じましたが、話しますと昔からの浜弁でほっとしたりします。昭和三十年代はまだ貧しいご家庭も多く、人々が少なくなった夕暮れ時、墓前に残された供物(果物や菓子)を集めて歩く少年たちがいたのは切ない想い出です。(現在は鹿や熊、烏などの対策のため、持ち帰りが徹底されています〜)

家族や親類一同が連れ立ってお墓におまいりされ、その後お寺に回って位牌堂や納骨壇に手を合わせることは、今年も同じように行われました。帰郷を断念された方も多かったでしょうが、車でまっしぐらにお墓、お寺を目指し、寄り道をせず帰られる方々もかなりいらっしゃったようです。

寺族たちはお寺で、朝から冷たいお茶を用意してお迎えしますが、今年は特に時間をずらして来訪されるお宅が多く、短い時間で帰られる方々が多かったということでした。

のんびりした時代は変遷し、風習も簡略して行く事は止むを得ないでしょう。「幼い頃から自然に培われてきた、ご先祖様に対する畏敬の念と、いのちの源に額づき手を合わす心の滋養は、こうして徐々に失われて行く」という実感が今あります。その危機感を深くして、伝統の教えをこの時代に工夫して伝えて行く覚悟が、問われているのだとも思います。


コロナ禍の死者を悼む

感染者の少ない私どもの地方においても、コロナ禍の葬儀等に影響が現れています。

自宅療養中に急死される例が、大都会で増えてまいりました。入院先を探している内に十分なケアを受けることが出来ず亡くなった方。何とか入院されても面会が許されず、親しい家族等との別れもかなわず、葬儀も極簡略な形でせざるを得なかった方。そんな例を、僧侶や葬儀社の皆さんに伺っています。

かつて私たちは、宗教的儀礼を通して悲しみを共にする場を持ってきました。地方から都会に仕事を求めて転居する人が増えるに連れ、核家族化が進み、社会の個人化が進行しました。少子化がそれに輪をかけ、地縁、血縁が薄くなり、共同的な宗教儀礼(祭りや葬儀)の場が後退し、コロナ禍が拍車をかけました。「直葬・家族葬」の導入により、この傾向はさらに深刻さを増しているようです。

先日、札幌のお檀家様である八十代の男性が亡くなったという、知らせを頂戴しました。

運悪くお盆直前のことです。「十二日通夜を経て、十三日火葬をしたい」というお話です。「申し訳ないが伺うのは無理です」と申し上げ、とりあえず火葬にして頂き、後日に伺って戒名授与の儀式をすることで了解頂いた上、止む無、札幌のご寺院様に俗名のままでのおつとめを依頼しました。先方も大変忙しい日であったでしょうが快く承知下り、通夜、葬儀、骨上げ法要と懇ろにおつとめをして頂いたそうです。ただ、参列は終始喪主である息子さん一人きり。事情もありましたが、今を象徴するような葬儀です。「戒名は菩提寺の住職につけて欲しい」という篤信の方でしたので、初七日にようやく伺い、息子さんと二人でしみじみと亡き方を偲んだのでした。  合掌


文章に関係有りませんが、明日への希望をこめて

お寺のある沢町にかかった見事な虹


最下位ですが頑張って欲しい!


未来へ向かって行くぞ!!

トピックス

第四十一回夏季禅林の感想文

今年で六回目になる夏季禅林。昨年は四人だったけど、今年は九人だったのでとても楽しかったです。
とくに楽しかったのはしんちゃんの「絵本の読み遊び」がとても面白かったです。そしてあけみさんのカレーがとてもおいしくておかわりもしました。坐禅のときに足がしびれていたかったです。
そして休けいのとき、みんなと、おにごっこやケイドロをして楽しかったです。
コロナ禍の中、今年も開催してもらって、六年生の夏の思い出ができました。
ありがとうございました。  橋爪 仁智香
※日曜学校のページに感想文記載(六名)

初盆施食供養

8月9日午後7時より、東正寺本堂に於いて厳修された。

配役

大梵鐘 友美
殿行 明美
堂行・維那・送迎 智博
知殿・侍者 道雄
梅花奉詠 智博・道雄・明美・晴友
導 師 晴友

地蔵盆

24日、村内の地蔵尊、上野地蔵・田中地蔵・和田地蔵・矢渕地蔵の四カ所をお参りした。

ラジオ体操 28年目の夏

7月21日〜8月31日
午前6時半より東正寺境内にて
こどもの参加者
皆勤 山口 晴哉 山田 莉夢 

42日間、31名の参加でした。
子ども11名・おとな20名。

仏教のまめ知識

十八、 死装束は巡礼の姿
人が亡くなると、死装束に着替えてから納棺します。まず「経帷子(きょうかたびら)」と呼ばれる白い木綿、麻などで作られた着物を着せ、両手には「手甲」を付け、足には「脚半」を巻き、「白足袋」、「草履」、頭には「頭巾」(顔のイメージが崩れるので着けない)、首からは「頭陀袋」を掛け、杖と笠を持たせます。
頭陀袋には「六文銭」(実際には紙に印刷されたもの、三途の川の渡し賃とされる)を入れる。又、爪を一欠片切って入れる。(爪を入れる時、道中寂しくないようにと、皆の病気等を一緒に持って行って貰う、残された家族が元気で過ごせる様にと願う。)これは昔ながらの「巡礼の姿」、冥土の旅支度です。
ご自分の笈摺(おいずる)がある(生前授戒、生前巡礼等で頂いてある)方はそれも入れます。

感謝録&醫王縁助金

寄附単(感謝緑)

報恩感謝
一、地蔵さん前掛け 十三枚
施主 細野 敦子様

大井家先祖代々供養
一、金壱萬圓也  施主 大井 政子様

先祖代々供養
一、金弐萬圓也  施主 匿   名様

大野家先祖代々供養
一、金拾萬圓也  施主 大野 陽男様

ご寄附を頂き有り難うございます。

醫王縁助金

一金壱萬圓也   林 成乃佐様 宝塚市
一金壱阡圓也   匿   名様 紀宝町
一金伍百圓也   匿   名様 新宮市
一金壱阡圓也   苅屋奈良美様 紀宝町
一金弐阡圓也   細野 敦子様 新宮市
一金伍阡圓也   藪本 公央様 奈良市

ご縁を助けて頂き有り難うございます。

行事報告

せいゆうの行事報告

8月8日
初盆施食供養 龍光寺
9日
初盆施食供養
10日・11日・13日・14日・15日
本堂にて先祖供養
12日
初盆各家お参り
15日
本堂にて先祖供養(午前中) 
初盆精霊送り(紀宝町商工会)
16日
初盆精霊送り 龍光寺

副住職

1日〜9日
龍光寺
20日
熊野病院ディ・ケア クラシックギター講師

副住職&道雄

6日
本堂等お盆の準備 東正寺・龍光寺
8日・12日・15日・16日
龍光寺お盆行事
9日
初盆施食供養 東正寺
10日・11日・13日・14日・15日
本堂にて先祖供養
15日
初盆精霊送り 
本堂等お盆の後かたづけ 東正寺
16日
本堂等お盆の後かたづけ 龍光寺
24日
地蔵盆 村内4カ所

10日〜15日
龍光寺

友美(副住職妻)

7日〜14日
龍光寺
普段は、(株)熊野御坊南海バス(新宮市)勤務(事務職)

国際ボランティアの寺

東正寺は、社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)に登録した「国際ボランティアの寺」として活動しています。
ご協力の程 宜しくお願いします。

ほほえみ募金

募金箱は本堂に置いています。
令和3年8月28日現在  金24,378
ほほえみ募金  →  SVA  →  カンボジア・タイ・ラオス等の教育関係へ
◎SVAに寄託した募金額  金730,000円

アジアの図書館サポーター

アジアの図書館サポーターとして年間24,000円をSVAを通して支援しています。 この支援により、アジアでの図書館運営、移動図書館、図書館員の育成を支えています。(平成17年6月〜継続)

絵本を届ける運動(カンボジア・ラオス)

1冊の絵本に、翻訳シールを貼りつける作業。
1組2,500円。過去255組送付。

回収

☆牛乳パック(切り開き、乾かして) 
☆書き損じはがき・各種プリペイドカード
☆使用済み切手(切手のまわり1cm程度余白を残して封筒ごと切り取って下さい)

報告

7月29日から8月28日までに協力を頂いている方々です。

■使用済み切手
滝之上廣道様・苅屋奈良美様・匿名様・閑陀 豊様・宮本兌子様・柳本勝治様・中川育子様・萩尾高子様・稲本幸雄様・林成乃佐様・西村柚美様・上地敏和様・藪本公央様

■書き損じ葉書
宮本兌子様・上地敏和様


ご協力ありがとうございます。

せいゆうのひとりごと

PART ONE
副住職(智博)・・・9月6日〜8日(2泊3日)の日程で宗務庁において開催する予定の梅花流師範養成所(曹洞宗宗務庁・東京都港区)の研修員(30名)の研修が中止になりました。
道雄・・・大本山永平寺の「高祖道元禅師報恩御征忌」(9月23日〜29日)に「監院寮接客」として随喜する予定でしたが、焼香師の殆どの方が上山出来ない状況となり、随喜が取り止めになりました。
PART TWO
コロナ感染予防の為「夏季禅林」の日程を縮小した関係で、「絵本を届ける運動」翻訳シールを絵本に貼り付ける作業は、今年も、妻と友美と喜美子の3人がそれぞれお盆に龍光寺で留守番をしながら行いました。
子ども達には、この作業を通して、ボランティアを考えるきっかけになればと思ってます。来年こそは通常の「夏季禅林」を開催して子ども達と作業出来る事を願っています。
絵本10組&参加費25,000円の内、5組分までは曹洞宗宗務庁で負担して頂けるので、残り12,500円を「ほほえみ募金」より送付しました。 その他、SVAに「ほほえみ募金」より
アジアこども募金へ 10,000円
アジアこども未来基金へ 30,000円 
募金させて頂きました。
PART THREE
日曜学校の稲刈りは残念ながら出来ませんでした。苗が育って来た頃にシカの被害に遭い、生長が遅れた事やコロナ緊急事態宣言等を考慮し全てコンバインで刈って貰うことにしました。

お寺からのお願い

位牌堂の照明スイッチについて

これまでは、位牌堂右手にあるスイッチを利用して頂いてましたが、「感知式」にしましたので、そのまま位牌の前にお進みお参り下さい。約5分間点灯します。
位牌堂の奥が、開山堂です。

写真は、平成27(2015)年9月10日に落慶式を終えた開山堂です。
道元禅師様(右)永平寺開山
瑩山禅師様(左)總持寺開山

ゴミについて

平成15(2003)年4月より、試行錯誤しながら墓地のゴミ処理に取り組んでいます。
ゴミ(しきみ・色花・草等)を持ち帰ることのできる方は、ご協力をお願いします。
墓地掃除を請け負っている方は、請け負っている方の責任において持ち帰って処理して下さい。
ゴミを山に捨てないで下さい。


次の物は、必ず持ち帰り下さい。

  • 墓地で使用した、タワシ・雑巾・手袋
  • お供え物(果物・お菓子類・酒瓶・ビール缶・ジュース缶・セトモノ等)
  • ポリバケツや個人名を書いているバケツ

3ヶ所あったゴミ置き場は、1つ減らして2ヶ所になりました。
尚、古い塔婆は、山門前バケツ置き場横のゴミ置き場に置いて下さい。


神棚と仏壇

人が亡くなりお家に伺いますと、神棚が閉じられていますが、仏壇も閉じられている場合も見受けられます。

人が亡くなるとお家の神棚を白い半紙などで閉じます。そして49日の法要が済んでから取り除き神棚の祀りを再開します。これを「神棚封じ」と言い、神様の住む聖なる場所である神棚に死忌が及ばないように封印するものです。

その際、仏壇を閉めるのは間違いです。「神棚を閉じる」ことと「仏壇を閉じる」ことを混同している方がいるようです。忌中の間もお仏壇のご本尊さま、ご先祖さまには香華灯燭仏飯をお供えします。そしていつものように毎日礼拝を続け、亡き人を一刻も早くみ仏の浄土へとお導き頂けるように祈願いたします。

新・夢積み立て 本堂トユ取替と本堂外壁塗装工事費

一、金壱阡圓也 写経奉納金
一、金伍萬圓也   施主 柳本 勝治様
一、金壱萬圓也   施主 片野 晴友(通算 金72万円也)


平成27年9月24日から
令和3年8月28日現在
目標金額 住職私案 10,000,000円
積立金額 金4,632,818円


内訳
写経奉納金累計額 金86,000円
寒修行托鉢浄財金累計額 金3,518,921円
喜捨累計額 金1,027,500円
預金利息累計額 金397円


喜捨金(寄附金)につきましては、鐘楼堂(H7年)・山門(H12年)・坐禅堂(H23年)・開山堂(H27年)の建立時と同様に、気になる方は気がむきましたら、無理のない喜捨をして下さい。 たとえば
・「生きていてよかった」という何かいいことがあって。
・その時、運良くお金がいっぱいあって
・気持ちよく人に与えたい。
自然にこんな気持ちになった時で結構ですという考えで続けています。

今月の坐禅

安泰寺では、1年間1800時間の坐禅ができるという。
私はどれくらい坐れるだろうか。
8月の坐禅の時間・・・780分
令和3年トータル・・・6,280分(104時間40分)

参加してみませんか?

坐禅会

朝の坐禅会
場所 坐禅堂&本堂
日   毎月18日
時   午前5時〜午前6時
坐禅堂で30分の坐禅の後、本堂においてお経(般若心経・大悲心陀羅尼・舎利礼文)を読誦。
坐ってみたい方 遠慮なく来てください。
曹洞宗三重県第二宗務所主催の坐禅会
場所 金山集会所(熊野市)
日時 9月27日 19時〜
東正寺の坐禅会 夜の部(不定期)
場所 坐禅堂&本堂
日時 9月15日 19時〜20時
8月の坐禅会の参禅者
宗務所主催 休み
東正寺朝の部 18日 10名
東正寺夜の部 休み

写経会

写経室(坐禅堂1階)において、
毎日 午前中(午前8時〜正午)に各自行う事が出来ます。
受付 午前8時〜午前11時まで庫裡玄関にて受け付けます。
写経用紙・筆ペンは、用意しています。
奉納金は、一部1,000円です。
(奉納金は、本堂トユ取替と本堂外壁塗装工事費として積み立てます)


日曜学校

毎週日曜日
午前7時〜午前8時
内容 ラジオ体操・坐禅・お経・掃除・お茶
対象は小学生・中学生です。本人が希望すれば幼稚園児・高校生・18歳未満まで可。
上記の他にも、花まつり・遠足・田植え・収穫祭・忘年会等の催しがあります。
詳しくは日曜学校のページをご覧下さい。