東正寺寺報醫王

伝道掲示板

たくさん 泣いたから
気づくことが たくさんある
たくさん 笑ったから
得たものが たくさんある

善き人々に出逢う旅 206

北海道幌泉郡えりも町本町23
法光寺住職  佐野  俊也

〈新型コロナウイルス禍の中で〉
「永の別れと、再びの出逢い」

●六月 幕別町忠類にて●

北海道十勝地方の名物和尚のお一人、S大和尚様と、永遠のお別れをいたしました。

えりも町から車で約一時間二十分。元忠類村のT寺の住職S和尚にはじめて出逢ったのは、東京の芝、曹洞宗宗務庁の研修道場でした。七日間の布教研修が年三回、三十代初めに参加して二年目の私。その時一年遅れで学びの場に来られて、机を並べることになりました。ごつい体躯で強面のお顔。十六歳も年上の大先輩でしたが、「佐野君」「佐野君」と親しみを持って呼んで下さり、それから四十年近くの長いご厚誼が続いたのです。
(同じ布教を志す僧侶たちが、年齢や立場を越えて共に切磋琢磨する関係が素晴らしい研修道場。ここで沢山の方々に出逢い、多くの教えを頂戴しています。そして、そこを離れても多くの方々と深い絆が続いています)

S大和尚様は住職在職中、伽藍を次々と新築され、地域の檀信徒の信望厚く、また保護司、民生委員等の公職をつとめ、村議会議員、町議会議員としても活躍されました。節目となる大法要の時はいつも呼んで下さり、拙僧が特派布教師に就任してからも、様々な形で支援を頂戴しました。

平成二十二年、良き後継者のA師に住職を譲ってからは悠々自適の生活。毎年、実りの秋を迎えるとジャガイモやカボチャなどの野菜を携えて、えりもにお出でになり、当地の昆布と物々交換。町内の「いさみ寿司」さんで、お昼にお寿司を美味しそうに頬張られて帰るのが恒例の事でした。残念ながら、二年前に病が発覚し、お寺で療養をされていましたが、住職夫妻のお世話を頂きのんびり暮らされていると伺っていました。病院にはわずか一週間の入院で遷化されるという大往生。お知らせを頂いた時は驚きましたが、精一杯いのちを全うされ立派な最後だったと存じます。

ご生前の思し召しもあり、拙僧が秉炬という導師の大役をあい務めることになりました。六月三十日の本葬。力不足の導師ではありましたが、万感の想いを込めてS大和尚様の覚路を荘厳申し上げました。

「少林禅山洞雲寺 愛山護法仏光圓」


○七月 宮城仙台市にて○

東京は別として、拙僧が数多く訪れ、思い出多く沢山の善き人々に出逢ってきた仙台。宮城県宗務所様に招聘を頂き、「現職講習会」の講師をつとめました。 当日朝、会場まで車で迎えに来てくれたのは、かつて「布教師養成所」で講師を務めていた際に、研修生であったH師。出発前に、送迎の役を務めてくれるという電話を頂戴していました。年月を経ても、慕って下さるお気持ちは、有難いものです。

久しぶりで訪れた宮城県宗務所様の立派な建物。お迎え頂いた所長老師、教化主事老師とも、久しぶりの再会です。旧知の方のいらっしゃる教場は、緊張感も薄れます。

しかし、この日の講義は、別の緊張感がありました。会場参加者は数名で、受講者は殆どがリモートでの参加であるということ。二講の時間が、よどみなくこなせるかどうか、少し不安もありました。助かったのは、H師を含む会場の参加者の存在。最初は硬い口調だったと思いますが、目の前の皆さんに話しかける自然のスタイルで、普段の調子に戻ることが出来ました。

東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県。各寺の僧侶とその地域の人々は、復興に向けてのたゆまない歩みを、共に支え合ってこの十年続けて来ました。直後の数年は、拙僧も東北地方への想いを寄せ、時折伺っていました。月日がたつにつれ、その想いも少し薄れていましたが、その頃起こったのが北海道の胆振東部地震でありました。

私たちは、被害に遭われた皆さんの一人一人の苦悩の心中は、真には分かりません。だからこそ、直接お話を伺い、その現状をなるべく理解しようと努力することが大切なのだと思います。他の苦を自己の苦に引き寄せ、共に悩み、共に歩むという『同事』の教えを展開することが、この日の主題となりました。

「人と人との対話」「傾聴の姿勢」それらが一層大切なものだと再認識させられた、リモート中心の今回の研修でありました。

トピックス

宗務所梅花検定会

7日午前10時より会場は、密にならないように林松寺(御浜町)・光明寺(御浜町)の2会場に分け、更に時間差で集合し開催された。

宗務所主催梅花流指導者講習会

12日午前10時〜正午まで、大仙寺(熊野市)に於いて開催された。
講師 桝本幾穂一級師範 受講者7名

第41回 夏季禅林 27日

参加者 9名
鵜殿小一年 岡ア  蓮 置栖いちか 久原 采花 竹井 眞優
鵜殿小二年 久原 一心
鵜殿小三年 橋爪 虹歩 山 陽翔 山口 聡介
鵜殿小六  橋爪仁智香

☆写経・写仏は、舎利礼文の写経とお地蔵さんの写仏を行った。
☆クラシックギターミニコンサート 土井裕夫先生 曲目 メヌエット2曲 童謡4曲 ラグリマ・アデリータ・カプリチオアラベ(タルレガ作曲)3曲 
☆絵本の読み遊びでは、三浦伸也さんのトークと読み聞かせをミックスした絵本ライブで楽しく心に残るひと時を過ごした。
☆坐禅は、坐禅堂にて二回坐った。一回の時間は 約25分。
☆熊野・吉熊新聞の取材があった。

仏教のまめ知識

十七、納棺
納棺前に必要であればC拭等を行い、死出の旅支度をして棺に納める。
病院等で愛用の着物を召されている場合は白装束に着せ替えが必要か、又、愛用の服の方が良いか確認の上、着替えさせる。
着せ替えのない場合は、納棺後に身体に掛ける。
以前は手を結んで数珠を持たせていたが、最近は身体の状態を保つ為にドライアイスを当てるので手は身体に添って左手に数珠を持たす。
故人愛用の品をいっしょに納めても差し支えないが、火葬にする関係上不燃物は控える。釘は打たずそのまま蓋をし、棺掛をして祭壇に安置する。

感謝録&醫王縁助金

寄附単(感謝緑)

先祖代々供養
一、金拾萬圓也  施主 匿   名様

先祖代々供養
一、金参拾萬圓也 施主 匿   名様

先祖代々四十三回忌供養
一、金壱萬圓也  施主 匿   名様

ご寄附を頂き有り難うございます。

醫王縁助金

一金伍阡圓也 広陽興産様 紀宝町
一金壱萬圓也 匿 名様 紀宝町
一切手六阡三百圓分 匿 名様 東京都
一金壱阡圓也 苅屋奈良美様 紀宝町
一金伍阡圓也 山中 実男様 紀宝町
一金伍阡圓也 鈴木 伸尚様 紀宝町

ご縁を助けて頂き有り難うございます。

行事報告

せいゆうの行事報告

6月30日
龍光寺だより「龍光」25号 印刷作業と発行準備
7月1日
「龍光」25号 郵送490部
4日
初盆案内状 発送準備
5日
初盆案内状を初盆各家へ郵送 東正寺28軒・龍光寺27軒
9日
保護司活動
更生保護サポートセンター
パーク7里御浜ピネ3階会議室

副住職

6月30日
龍光寺だより「龍光」25号作成
7月7日
宗務所梅花検定会 林松寺・光明寺(御浜町)
15日・29日
熊野病院ディ・ケア クラシックギター講師

副住職&道雄

12日
宗務所梅花指導者講習会 林松寺
宗務所青年会研修会 東禅寺(尾鷲市賀田町)

道雄

6月28日〜7月2日
第23期梅花流師範養成所(曹洞宗宗務庁・東京都港区)後期課程オンライン講習
毎日
龍光寺境内清掃
随時
紀宝柔道会 幼・小・中学生指導
墓地清掃作業中

随時
境内植木剪定・墓地清掃作業中
龍光寺本堂&トイレ清掃

国際ボランティアの寺

東正寺は、社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)に登録した「国際ボランティアの寺」として活動しています。
ご協力の程 宜しくお願いします。

ほほえみ募金

募金箱は本堂に置いています。
令和3年6月28日現在  金76,049
ほほえみ募金  →  SVA  →  カンボジア・タイ・ラオス等の教育関係へ
◎SVAに寄託した募金額  金690,000円

アジアの図書館サポーター

アジアの図書館サポーターとして年間24,000円をSVAを通して支援しています。 この支援により、アジアでの図書館運営、移動図書館、図書館員の育成を支えています。(平成17年6月〜継続)

絵本を届ける運動(カンボジア・ラオス)

1冊の絵本に、翻訳シールを貼りつける作業。
1組2,500円。過去245組送付。

回収

☆牛乳パック(切り開き、乾かして) 
☆書き損じはがき・各種プリペイドカード
☆使用済み切手(切手のまわり1cm程度余白を残して封筒ごと切り取って下さい)

報告

6月29日から7月28日までに協力を頂いている方々です。

■使用済み切手
莊司 裕様(紀宝町)・浦地登美様(紀宝町)・塩野 真様(鈴鹿市)・中谷ツクシ様(紀宝町)


ご協力ありがとうございます。

せいゆうのひとりごと

PART ONE
道雄が所員(64名)となっている第二十三期梅花流師範養成所(曹洞宗宗務庁・東京都港区)の第四回講習が6月28日〜7月2日までオンライン講習で開催されました。
事前に通信状況の確認作業等を行い、講習期間中トラブルも無くスムーズに行われたようです。全体で四班。各班を三組に分け、全体で十二組にして講習を進めたようです。期間中、講習を受けている道雄の部屋には近づかないようにして静かに過ごしました。
次回は、10月18日〜10月22日の日程で、オンライン講習として開催予定です。
副住職(智博)は、梅花流師範養成所(曹洞宗宗務庁・東京都港区)の研修員(30名)に選ばれていますが、9月6日〜8日(2泊3日)の日程で宗務庁(東京都)において開催するという案内が届いています。
PART TWO
新型コロナウイルスワクチン予防接種を2回受けました。2回目の接種の後遺症を心配しましたが何ともありませんでした。妻も2回受け、2回目の後、発熱がありましたが1日で治まり大事に至りませんでした。
キャンセル待ちに登録した智博と道雄は、それぞれ1回目を受け、8月1日に2回目を受けます。
PART THREE
大本山永平寺(福井県永平寺町)では、9月23日〜29日まで高祖道元禅師報恩御征忌が奉修されますが、本山より配役委嘱状を頂戴しました。
 御征忌配役
  監院寮接客 徒弟 道雄
 有難くお受けし、随喜させて頂きます。

初盆施食供養棚経日程

初盆施食供養
例年通り左記の日程にて、初盆施食供養を厳修します。読経・詠讃歌奉詠等、約一時間位です。コロナ感染予防対策の為、出来れば家族代表一人でお参り下さい。
例年、梅花講員さんにも詠讃歌を奉詠して頂いてますが、今年は、僧侶三人でお勤めします。
日  8月9日
時  午後7時より
場所 東正寺本堂
初盆精霊各家へのお参り
10日 井田・那智勝浦(4軒)
11日 新宮市内(3軒)
12日 鵜殿(13軒)
お盆の棚経(自宅へ伺ってのお経)は中止とさせて頂きますが、本堂に於いてお盆の先祖供養の法要を10日〜15日の6日間、厳修させて頂きます。
詳しくは、おしらせのページをご覧下さい。
7日〜16日迄の年忌法要は、ご遠慮下さい。
東正寺檀信徒 初盆精霊(29軒)
萬浪 ちづ精霊 鵜殿
大石 輝一精霊 鵜殿
平見 蓉子精霊 鵜殿
岡ア 展也精霊 鵜殿
樋口 達代精霊 津市
南園 智惠子精霊 鵜殿
山根 貴美精霊 
橋村 淳代精霊 井田
速水 満精霊 
内門 一彦精霊 鵜殿
中尾 啓精霊 井田
大平 明精霊 枚方市
南 ます子精霊 鵜殿
相野 しのぶ精霊 鵜殿
酒井 嘉子精霊 鵜殿
稲本 ふむ子精霊 鵜殿
尾ア 節子精霊 井田
濱田 博精霊 新宮市
本田 武子精霊 伊丹市
阪口 蕃精霊 那智勝浦町
木村 三生精霊 新宮市
真砂 靖代精霊 鵜殿
東 豊子精霊 鵜殿
瀧本 俊輔精霊 
辻 征子精霊 鵜殿
北山 昇精霊 伊勢市
倉内 サカエ精霊 鵜殿

お寺からのお願い

位牌堂の照明スイッチについて

これまでは、位牌堂右手にあるスイッチを利用して頂いてましたが、「感知式」にしましたので、そのまま位牌の前にお進みお参り下さい。約5分間点灯します。
位牌堂の奥が、開山堂です。

写真は、平成27(2015)年9月10日に落慶式を終えた開山堂です。
道元禅師様(右)永平寺開山
瑩山禅師様(左)總持寺開山

ゴミについて

平成15(2003)年4月より、試行錯誤しながら墓地のゴミ処理に取り組んでいます。
ゴミ(しきみ・色花・草等)を持ち帰ることのできる方は、ご協力をお願いします。
墓地掃除を請け負っている方は、請け負っている方の責任において持ち帰って処理して下さい。
ゴミを山に捨てないで下さい。


次の物は、必ず持ち帰り下さい。

  • 墓地で使用した、タワシ・雑巾・手袋
  • お供え物(果物・お菓子類・酒瓶・ビール缶・ジュース缶・セトモノ等)
  • ポリバケツや個人名を書いているバケツ

3ヶ所あったゴミ置き場は、1つ減らして2ヶ所になりました。
尚、古い塔婆は、山門前バケツ置き場横のゴミ置き場に置いて下さい。


神棚と仏壇

人が亡くなりお家に伺いますと、神棚が閉じられていますが、仏壇も閉じられている場合も見受けられます。

人が亡くなるとお家の神棚を白い半紙などで閉じます。そして49日の法要が済んでから取り除き神棚の祀りを再開します。これを「神棚封じ」と言い、神様の住む聖なる場所である神棚に死忌が及ばないように封印するものです。

その際、仏壇を閉めるのは間違いです。「神棚を閉じる」ことと「仏壇を閉じる」ことを混同している方がいるようです。忌中の間もお仏壇のご本尊さま、ご先祖さまには香華灯燭仏飯をお供えします。そしていつものように毎日礼拝を続け、亡き人を一刻も早くみ仏の浄土へとお導き頂けるように祈願いたします。

新・夢積み立て 本堂トユ取替と本堂外壁塗装工事費

一、金参阡圓也 写経奉納金
一、金壱萬圓也   施主 片野 晴友(通算 金71万円也)


平成27年9月24日から
令和3年7月28日現在
目標金額 住職私案 10,000,000円
積立金額 金4,571,818円


内訳
写経奉納金累計額 金85,000円
寒修行托鉢浄財金累計額 金3,518,921円
喜捨累計額 金967,500円
預金利息累計額 金397円


喜捨金(寄附金)につきましては、鐘楼堂(H7年)・山門(H12年)・坐禅堂(H23年)・開山堂(H27年)の建立時と同様に、気になる方は気がむきましたら、無理のない喜捨をして下さい。 たとえば
・「生きていてよかった」という何かいいことがあって。
・その時、運良くお金がいっぱいあって
・気持ちよく人に与えたい。
自然にこんな気持ちになった時で結構ですという考えで続けています。

今月の坐禅

安泰寺では、1年間1800時間の坐禅ができるという。
私はどれくらい坐れるだろうか。
7月の坐禅の時間・・・655分
令和3年トータル・・・5,500分(91時間40分)

参加してみませんか?

坐禅会

朝の坐禅会
場所 坐禅堂&本堂
日   毎月18日
時   午前5時〜午前6時
坐禅堂で30分の坐禅の後、本堂においてお経(般若心経・大悲心陀羅尼・舎利礼文)を読誦。
坐ってみたい方 遠慮なく来てください。
曹洞宗三重県第二宗務所主催の坐禅会
8月は、休み
東正寺の坐禅会 夜の部(不定期)
8月は、休み
7月の坐禅会の参禅者
宗務所主催  15日 10名
東正寺朝の部  18日 12名
東正寺夜の部  15日 4名

写経会

写経室(坐禅堂1階)において、
毎日 午前中(午前8時〜正午)に各自行う事が出来ます。
受付 午前8時〜午前11時まで庫裡玄関にて受け付けます。
写経用紙・筆ペンは、用意しています。
奉納金は、一部1,000円です。
(奉納金は、本堂トユ取替と本堂外壁塗装工事費として積み立てます)


日曜学校

毎週日曜日
午前7時〜午前8時
内容 ラジオ体操・坐禅・お経・掃除・お茶
対象は小学生・中学生です。本人が希望すれば幼稚園児・高校生・18歳未満まで可。
上記の他にも、花まつり・遠足・田植え・収穫祭・忘年会等の催しがあります。
詳しくは日曜学校のページをご覧下さい。