東正寺寺報醫王

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善き人々に出逢う旅 204

北海道幌泉郡えりも町本町23
法光寺住職  佐野  俊也

〈新型コロナウイルス禍の中で〉「様々なつながりのあり方を考える」

●三月三十一日 札幌市のホテル●

札幌のホテル「モントレエーデルホフ」で開かれた『全道教区長会』にお招きを受けました。拙僧が編集した『コロナを越えて』(心力舎刊)をお読み頂いた会長様と事務局長様が、「内容に触れながら、今後の寺院の在り方や、様々な研修の方法についての提言を」というご依頼です。拙僧だけでは心もとないので、本の執筆者のお一人である三部義道老師をメイン講師としてお願いし、そのサブを務めるという役目でした。久しぶりの僧侶だけの研修会ですが、参加された二十名余の各教区長様の熱心な雰囲気に、三部師も拙僧も思わずお話に熱が入りました。

コロナ渦で寺院の法要等も制限され、試行錯誤を繰り返している時期です。人と人とのつながりが難しくなった今こそ、その在り様が問われています。「人々の集まる居場所であり、心の拠り所であるべきお寺としての存在価値をどう発揮し、持続して行くか」。今そのことを考えなければ、時代に取り残される危機感があります。つながり続け、居場所となることは、地域のお寺にとっての命題であることを、再認識しました。(感染対策が気になる処ですが、広い会議場。テーブルに一人ずつの席で安心でした)


●四月七日 東京 芝のものがたり酒店●

六日から七日にかけて、宗務庁で『特派布教協議会』開催の予定でしたが、急遽延期に。時節柄いたしかたありませんが、早割でとっていたチケットが払い戻し不可でした。出版して頂いた本の増刷のお話がありましたので、一泊二日の強行軍で出掛けました。

心力舎』の三浦社長様は、会社の近くのビルで『ものがたり酒店』というユニークな店舗を開かれています。本業は印刷業ですが、自費出版を主とする出版もこなされ、さらに「日本酒と焼酎に特化した酒屋さん」を営むという面白い展開をされています。その哲学を伺うと、かならず現地に行って、酒造元を訪れ自分の舌で選んだ品だけを扱うというのです。二階の売り場には、様々な種類の酒と共に「酒に関する本」が多数陳列されていて、こだわりがわかります。「自身とその土地、そして生産者」とのつながり、出逢いを楽しみにしている姿が浮かんでくる楽しい店です。





●四月十八日 えりも中学校体育館●

えりも町百四十年、町文化協会創立五十周年を記念した『札幌交響楽団えりも公演』に出掛けました。体育館でのコンサートでしたが、フルオーケストラのパワフルな演奏に圧倒されました。札幌交響楽団は、日本有数の音響を誇るコンサートホールKITARAを本拠に、マティアス・バーメルトを主席指揮者として迎えています。なかなか聴くことができない演奏会に、胸を躍らせてまいりました。プログラムは、スッペの「軽騎兵」で始まり、ビゼーの「カルメン」で終わるという楽しく軽快な内容。グリークの「ペールギュント」の繊細な管弦の音も、心地よく、響きました。三列目の席でしたので、この日の指揮者垣内悠希氏の若さあふれる颯爽とした動きも良く見えて、魅了されました。

文化的な催しには恵まれていない地方の町ですが、本物に触れる経験が大切だと、あらためて感じます。私たちの感性を豊かにしてくれるアーティストを大事にする文化を育むことが、とても大切と思います。(マスク着用。検温、体調確認実施で席と席の間隔も十分でした。)





●四月二十四日 法光寺の事務室●

『北海道臨床宗教師会』のリモート研修に参加しました。講師をおつとめ頂きましたのは、藤女子大学保健センター長で、「日本スピリチュアル学会」の理事もされている藤井義博教授です。事前に頂戴した資料は専門的なもので難解でしたが、お話は大変分かりやすく興味深いものでした。趣旨をまとめる紙幅はありませんが、複雑な自立神経系の働きから、心身と社会との結びつきをひもとく「ポリヴェーガル理論」を解説。その中に道元禅師の「同事」が組み込まれていて画期的なものでした。

パソコンの画面とにらめっこの長時間の集中は、別の緊張感で思ったより疲れます。しかし、なかなか身近で聴くことが適わない講義を、少人数で伺うのはスリリングで刺激的です。コロナ禍に生まれたズームでの研修と会議。これもこの時代のつながりの一つとして受容し、広く活用して行かなければならないのだと、実感しています。

トピックス

四十回 春休み子ども坐禅会

信仰を基盤とした青少年の健全育成を願って、春休みの三月二十六日から四月五日まで「早寝早起きと、耐える力を養おう」ということで、毎朝七時から八時までの一時間、ラジオ体操・坐禅・お経・お茶等を行った。皆勤賞十名・精勤賞四名。

参加者

鵜殿小一
向 來夢・森倉 一颯・岡ア 蓮・置栖いちか・久原 采花・竹井 眞優・須川あやは
鵜殿小二
久原 一心
鵜殿小三
橋詰 虹歩・山 陽翔・山口 聡介・畑下 咲斗
鵜殿小四
荘司 龍成
鵜殿小五
山口 晴哉
鵜殿小六
橋爪仁智香
神内小二
小根川正樹
矢淵中一
畑下 真春
矢淵中二
榎本 健志
木本高一
蜥ャ 直輝


花祭り(お釈迦様の誕生日)

八日午前十時より本堂に於て花祭り法要を梅花講員さんと共に厳修した。
午後三時〜四時まで、日曜学校・春休み子ども坐禅会に参加した子ども十三名が出席して般若心経をお称えし誕生仏に甘茶を注ぎ、ゲームをした後、甘茶・ジュース・ケーキを頂き誕生パーティを楽しんだ。

東海白寿観世音菩薩大祭

十八日午前十時より、延命長寿・無病息災の祈願供養を梅花講員さんと共に厳修。 東正寺は、東海白寿三十三霊場の二番札所です。

第二宗務所「青年会」

十六日午前の宗務所所会において承認された「青年会」の総会が、同日午後五時より紀南荘(熊野市)に於いて開催された。

新役員

会 長 桝本 典暁(大仙寺住職)
副会長 西  育範(善昌寺住職)
書記会計 片野 智博(東正寺副住職)
監 事 山田 量大(南泉寺住職)

法要委員会
委員長 山田 智盡(蔵国寺徒弟)
委 員 北 知秀(祐福寺住職)
委 員 佐野 隆史(三光寺住職)

住職学委員会
委員長 森川 隆永(東禅寺住職)
委 員 片野 道雄(東正寺徒弟)

布教・交流委員会
委員長 山田 量大(南泉住職)
委 員 宮本 進志(宝積寺副住職)

各委員会が主となり、毎月研修会を開催し研鑽する。

寺族会総会

二三日午前十時半より林松寺(御浜町下市木)に於いて開催され役員の改選が行われた。

新役員
会 長 片野 明美(東正寺・鵜殿)
副会長 古田祐三子(光明寺・五郷)
会 計 宮本紀代子(長徳寺・尾呂志)
書 記 西  明恵(善昌寺・神木)
監 事 服部芙美佳(林松寺・下市木)

報告

土地 9.25u処分の件
二六日に財産処分登記完了届けを添付書類(紀宝町の寄附承諾書・登記事項証明書)を付けて曹洞宗宗務庁に提出しました。

感謝録&醫王縁助金

寄附単(感謝緑)

芙蓉安徳大姉四十九日供養
一、金弐萬圓也  施主 稲本 達生様

徳應眞昭居士十三回忌供養
一、金弐萬圓也  施主 宮本 栄子様

徳順武明大姉初願忌供養
一、金拾萬圓也  施主 本田 昌裕様

法光謙山居士十七回忌供養
一、金壱萬圓也  施主 山平浩一郎様

穏貞靜香信女一周忌供養
一、金壱萬圓也  施主 大石 克行様

山平家先祖代々供養
一、金拾萬圓也  施主 山平浩一郎様

ご寄附を頂き有り難うございます。

醫王縁助金

一金参阡圓也 高橋 定申様 美濃市
一金壱萬圓也 瀬野 孝順様 津市
一金伍阡圓也 匿名様 紀宝町
一金壱阡圓也 苅屋奈良美様 紀宝町
一金伍百圓也 匿名様 名古屋市

ご縁を助けて頂き有り難うございます。

行事報告

せいゆうの行事報告

4月7日
葬儀(叔母) 宝塚市
8日
花祭り
17日
龍光寺護持会役員会
18日
白寿観音大祭
21日・22日・23日
龍光寺護持会名簿点検・宛名印刷・会計報告書と案内文印刷・会計報告書と会費払込書発送準備

副住職

6日
宗務所会計監査光明寺(御浜町阿田和)
15日・22日
熊野病院ディ・ケア クラシックギター講師
16日
所会・宗務所護持会役員会 光明寺(御浜町阿田和)
22日
宗務所坐禅会 ふれあい会館(紀宝町)

副住職&道雄

3月26日〜4月5日まで
第39回春休み子ども坐禅会
8日
東正寺・龍光寺 花祭り
16日
宗務所青年会総会 紀南荘(熊野市)
17日
龍光寺護持会役員会
18日
白寿観音大祭

道雄

毎日
龍光寺境内清掃
随時
紀宝柔道会 幼・小・中学生指導

明美

6日
花祭り準備
23日
寺族会総会 林松寺(御浜町)
随時
墓地掃除
随時
龍光寺本堂&トイレ清掃

管長猊下のおことば

いま、私たちは多くの苦難に直面しています。新型コロナウイルス感染症の全世界的な拡大により、多くの尊い生命(いのち)が失われ、人びとは深い悲しみの中にいます。また、戦争、貧困、格差などの社会不安、近年頻発する自然災害は、私たちに大きな痛みをもたらしています。

今日(こんにち)、曹洞宗の信仰に生きる私たちは、どのような生き方を目指すべきでしょうか。

お釈迦さまは、人生における苦悩の中で、菩提樹の下(もと)、坐禅を重ねられ、お悟りを開かれました。その御教(みおし)えは、祖師方によって相承(そうじょう)され、いま、私たちも頂(いただ)くことが出来ます。身を調え、息を調え、心静かに坐りましょう。仏さまの智慧と同じ正信心(しょうしんじん)により、ものごとを正しく見ることが出来ます。その時、おのずから他者を思いやり助け合う慈悲のこころが育まれるのです。

私たちの社会ではさまざまな分断が現出しています。感染症の広がりにより人間関係のさらなる希薄化が進む中、いまこそ、一人ひとりが菩提心を発(おこ)し、人と人との温かなつながりを深めていかなければなりません。お互いに手を携え、四摂法(ししょうぼう)の「同事(どうじ)」のおさとしを行(ぎょう)じてまいりましょう。

すべての人びとが救われることが御仏(みほとけ)の願いであります。

日々の生活の中で、仏さまに掌(て)を合わせ、世界中の人びとが安らかに暮らせるよう祈り念じ、皆ともに菩薩行を進めてまいりましょう。

合掌

南無釈迦牟尼仏
南無高祖承陽大師道元禅師
南無太祖常済大師瑩山禅師
令和三(2021)年四月一日
曹洞宗管長 南澤道人

国際ボランティアの寺

東正寺は、社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)に登録した「国際ボランティアの寺」として活動しています。
ご協力の程 宜しくお願いします。

ほほえみ募金

募金箱は本堂に置いています。
令和3年4月28日現在  金74,900円
ほほえみ募金  →  SVA  →  カンボジア・タイ・ラオス等の教育関係へ
◎SVAに寄託した募金額  金690,000円
SVAアジア子ども募金に、ほほえみ募金の積立から一万円を寄附しました(令和3年3月)。

アジアの図書館サポーター

アジアの図書館サポーターとして年間24,000円をSVAを通して支援しています。 この支援により、アジアでの図書館運営、移動図書館、図書館員の育成を支えています。(平成17年6月〜継続)

絵本を届ける運動(カンボジア・ラオス)

1冊の絵本に、翻訳シールを貼りつける作業。
1組2,500円。過去245組送付。

回収

☆牛乳パック(切り開き、乾かして) 
☆書き損じはがき・各種プリペイドカード
☆使用済み切手(切手のまわり1cm程度余白を残して封筒ごと切り取って下さい)

報告

3月28日から4月28日までに協力を頂いている方々です。

■使用済み切手
匿 名様(紀宝町)・須川千尋様(新宮市)・和歌山放送新宮支局様(新宮市)・山田順一郎様(名古屋市)・鮒田潤一郎様(新宮市)

■書き損じ葉書
畑下真春様(紀宝町)


ご協力ありがとうございます。

せいゆうのひとりごと

PART ONE
道雄に大本山永平寺(福井県永平寺町)より高祖道元禅師報恩授戒会(4月23日〜29日)配役「不老閣接客」の委嘱状が届き、朝昼晩三回の検温をして外出も控えて随喜に向けて準備をしていましたが、戒弟三十名と縮小して厳修される予定もコロナ禍の対応で戒弟の上山が取りやめとなり、それに伴い随喜も無くなりました。
PART TWO
第二十三期梅花流師範養成所(曹洞宗宗務庁・東京都港区)の後期課程(令和二年度)が延期となっていますが、所員である道雄に日程等が届きました。
第四回 六月二八日〜七月二日
第五回 十月十八日〜十月二二日
第六回 二月 七日〜二月 九日
第四回と第五回がオンライン講習となり、第六回は、宗務庁での認定検定会となります。

お寺からのお願い

位牌堂の照明スイッチについて

これまでは、位牌堂右手にあるスイッチを利用して頂いてましたが、「感知式」にしましたので、そのまま位牌の前にお進みお参り下さい。約5分間点灯します。
位牌堂の奥が、開山堂です。

写真は、平成27(2015)年9月10日に落慶式を終えた開山堂です。
道元禅師様(右)永平寺開山
瑩山禅師様(左)總持寺開山

ゴミについて

平成15(2003)年4月より、試行錯誤しながら墓地のゴミ処理に取り組んでいます。
ゴミ(しきみ・色花・草等)を持ち帰ることのできる方は、ご協力をお願いします。
墓地掃除を請け負っている方は、請け負っている方の責任において持ち帰って処理して下さい。
ゴミを山に捨てないで下さい。


次の物は、必ず持ち帰り下さい。

  • 墓地で使用した、タワシ・雑巾・手袋
  • お供え物(果物・お菓子類・酒瓶・ビール缶・ジュース缶・セトモノ等)
  • ポリバケツや個人名を書いているバケツ

3ヶ所あったゴミ置き場は、1つ減らして2ヶ所になりました。
尚、古い塔婆は、山門前バケツ置き場横のゴミ置き場に置いて下さい。


神棚と仏壇

人が亡くなりお家に伺いますと、神棚が閉じられていますが、仏壇も閉じられている場合も見受けられます。

人が亡くなるとお家の神棚を白い半紙などで閉じます。そして49日の法要が済んでから取り除き神棚の祀りを再開します。これを「神棚封じ」と言い、神様の住む聖なる場所である神棚に死忌が及ばないように封印するものです。

その際、仏壇を閉めるのは間違いです。「神棚を閉じる」ことと「仏壇を閉じる」ことを混同している方がいるようです。忌中の間もお仏壇のご本尊さま、ご先祖さまには香華灯燭仏飯をお供えします。そしていつものように毎日礼拝を続け、亡き人を一刻も早くみ仏の浄土へとお導き頂けるように祈願いたします。

新・夢積み立て 本堂トユ取替と本堂外壁塗装工事費

一、金参阡圓也 写経奉納金
一、金壱萬圓也   施主 片野 晴友(通算 金68万円也)


平成27年9月24日から
令和3年4月28日現在
目標金額 住職私案 10,000,000円
積立金額 金4,538,818円


内訳
写経奉納金累計額 金82,000円
寒修行托鉢浄財金累計額 金3,518,921円
喜捨累計額 金937,500円
預金利息累計額 金397円


喜捨金(寄附金)につきましては、鐘楼堂(H7年)・山門(H12年)・坐禅堂(H23年)・開山堂(H27年)の建立時と同様に、気になる方は気がむきましたら、無理のない喜捨をして下さい。 たとえば
・「生きていてよかった」という何かいいことがあって。
・その時、運良くお金がいっぱいあって
・気持ちよく人に与えたい。
自然にこんな気持ちになった時で結構ですという考えで続けています。

今月の坐禅

安泰寺では、1年間1800時間の坐禅ができるという。
私はどれくらい坐れるだろうか。
4月の坐禅の時間・・・890分
令和3年トータル・・・3,505分(58時間25分)

参加してみませんか?

坐禅会

朝の坐禅会
場所 坐禅堂&本堂
日   毎月18日
時   午前5時〜午前6時
坐禅堂で30分の坐禅の後、本堂においてお経(般若心経・大悲心陀羅尼・舎利礼文)を読誦。
坐ってみたい方 遠慮なく来てください。
曹洞宗三重県第二宗務所主催の坐禅会
場所 ふれあい会館(紀宝町)
日時 5月はお休みです
東正寺の坐禅会 夜の部(不定期)
場所 坐禅堂&本堂
日時 10日 19時〜20時
4月の坐禅会の参禅者
宗務所主催  22日 11名 
東正寺朝の部  18日 10名
夜の部  9日 4名

写経会

写経室(坐禅堂1階)において、
毎日 午前中(午前8時〜正午)に各自行う事が出来ます。
受付 午前8時〜午前11時まで庫裡玄関にて受け付けます。
写経用紙・筆ペンは、用意しています。
奉納金は、一部1,000円です。
(奉納金は、本堂トユ取替と本堂外壁塗装工事費として積み立てます)


日曜学校

毎週日曜日
午前7時〜午前8時
内容 ラジオ体操・坐禅・お経・掃除・お茶
対象は小学生・中学生です。本人が希望すれば幼稚園児・高校生・18歳未満まで可。
上記の他にも、花まつり・遠足・田植え・収穫祭・忘年会等の催しがあります。
詳しくは日曜学校のページをご覧下さい。